中学に通う息子も夏休みが明け、
子供が勉強していると隣でテレビやケータイを見る事を遠慮しがち
一緒に勉強しようと『口育士』の認定試験に試み、合格しました!
検診で来られた際は、虫歯のチェックだけではなく、呼吸・嚥下・
口育士とは?子どもの健やかな成長を支える新しい専門家
近年、歯科や小児医療の分野で注目されている資格の一つに「
従来は歯科医師や歯科衛生士が担っていた役割の一部を、
本記事では「口育士とは何か?」「なぜ今必要とされているのか?
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口育の考え方
「口育(こういく)」という言葉は、文字通り「口を育てる」
ここでいう「口」とは、単に歯や舌といった器官だけではなく、
口育の目的
• 正しい呼吸(鼻呼吸)を身につける
• 適切な嚥下(飲み込み)習慣を確立する
• 顎や歯並びの健全な発達を促す
• 姿勢や体幹バランスを整える
• 将来の虫歯・歯周病・不正咬合・睡眠障害の予防につなげる
つまり口育は、単なる「歯並び」や「虫歯予防」にとどまらず、
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なぜ今「口育士」が必要とされるのか?
現代の子どもたちは、
1. 食生活の変化
やわらかい食べ物が増え、しっかり噛む機会が減りました。
2. 口呼吸の増加
アレルギーや鼻づまり、スマホやゲームによる猫背などの影響で、
3. 発達障害や姿勢不良との関連
口の機能は、発音や言語発達、
こうした課題に対応するために誕生したのが「口育士」です。
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口育士の活動内容
では実際に、口育士はどのような活動をしているのでしょうか?
1. 子どもの口の機能チェック
• 呼吸が鼻呼吸か口呼吸か
• 舌の動きや位置の確認
• 嚥下の仕方(飲み込み時の癖)
• 歯並びや顎の発育状態
これらを観察し、必要に応じて改善のための指導を行います。
2. トレーニングや指導
• 鼻呼吸を促すトレーニング
• 舌の正しい位置を習得する練習
• 嚥下のトレーニング
• 姿勢改善のための体操
• よく噛んで食べる習慣づくり
遊びや運動を取り入れながら楽しく行うのが特徴です。
3. 保護者へのアドバイス
口育士は子どもだけでなく、
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口育士になるには?
口育士は、
カリキュラムでは、発達解剖学・口腔機能・姿勢・栄養学・
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口育士が社会にもたらす効果
口育士の活躍によって期待される効果は多岐にわたります。
• 子どもの歯並びや噛み合わせの問題を未然に防ぐ
• 虫歯や歯周病リスクの軽減
• 姿勢改善による集中力・学習能力の向上
• 言語発達のサポート
• 睡眠の質改善や免疫力アップ
これらはすべて、
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口育士は「未来を育てる専門家」
口育士は、単なる「お口の専門家」ではなく、
これからの時代、
子育て中の保護者にとっても、