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夏に気をつけたい!アイス・炭酸飲料と虫歯の関係

こんにちは、北千住すずらん歯科です🌻

まだまだ暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか🌞

夏といえば、やっぱりアイスや冷たい炭酸飲料が欠かせませんよね。猛暑の日にキンキンに冷えたコーラやラムネ、コンビニで買ったアイスを頬張る瞬間は「夏の幸せ!」という感じがします。

でも実は、この「夏の定番」が虫歯や知覚過敏のリスクをグッと高めてしまうことをご存知でしょうか?

今回は、アイスや炭酸飲料と歯の関係について、少し楽しく、でもタメになるようにお話ししていきます。

🍦 アイスが歯にしみるのはなぜ?

「アイスを食べると歯がキーンとする」そんな経験はありませんか?

これは知覚過敏の可能性があります。

知覚過敏は、歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がって根元が露出したりすることで、冷たい刺激が神経まで届いてしまう状態。夏は冷たい飲食が増えるので、この症状が出やすい季節なんです。

「一瞬しみるだけだから大丈夫」と放っておく方もいますが、実は初期の虫歯や歯周病が隠れているケースも。もし毎回しみるようなら、早めに歯科でチェックしましょう。

🥤 炭酸飲料の“酸”が歯を溶かす?

炭酸飲料には虫歯リスクが2つ潜んでいます。

  1. 砂糖が多い
    例えば500mlのコーラには角砂糖15個分以上の糖分が入っています。虫歯菌は糖をエサに酸を出して歯を溶かすので、甘い飲料は大好物なんです。
  2. 酸そのもの
    炭酸=二酸化炭素が溶けた水は弱酸性。さらにレモン系やエナジードリンクにはクエン酸も多く含まれていて、歯の表面を直接溶かす「酸蝕症(さんしょくしょう)」の原因になることがあります。

つまり、甘くても甘くなくても「シュワシュワ」は歯にとって実はちょっと危険。

「ゼロカロリーだから大丈夫!」というわけではないんです。

🕑 飲むタイミングがカギ!

では「もうアイスも炭酸もやめた方がいいの?」というと、そんなことはありません😊

工夫すれば夏の楽しみを味わいつつ、歯を守ることができます。

  • だらだら飲みはNG
    30分ごとに少しずつ飲むと、口の中がずっと酸性に傾いたまま。虫歯リスクが急上昇します。飲むなら一気に、そして水でゆすぐのがおすすめ。
  • 寝る前は特に注意
    夜は唾液の量が減るため、虫歯菌が大暴れします。寝る直前の甘い飲み物やアイスは控えましょう。
  • 食後すぐの歯磨きは待って!
    酸でやわらかくなった歯をすぐにゴシゴシすると、逆に削れてしまうことがあります。目安は30分後の歯磨き。

🦷 歯にやさしい夏の過ごし方

ちょっとした工夫で、歯を守りながら夏を楽しめます。

  • アイスはカップより「バータイプ」のほうが口の中に残りにくい
  • 炭酸飲料を飲んだ後は水やお茶を一口飲む
  • キシリトール入りガムで唾液を増やす
  • 冷たい物ばかりでなく、常温の水分補給も忘れない

「歯を守る=楽しみを奪う」ではなく、「楽しみを長く続けるための工夫」と考えてみてくださいね。

👩‍⚕️ まとめ

夏はアイスや炭酸飲料が最高に美味しい季節ですが、その裏で歯にはちょっとしたリスクが潜んでいます。

  • アイスで歯がしみるのは知覚過敏かも
  • 炭酸は砂糖+酸でダブルのリスク
  • 飲み方・食べ方の工夫でリスクを下げられる

ちょっと意識するだけで、虫歯や知覚過敏を防ぎながら夏を楽しむことができます。

「しみる」「痛い」「冷たいものが怖い」と感じたら、我慢せず歯科医院で相談してくださいね。

みなさんが健康な歯で、笑顔いっぱいの夏を過ごせますように☀️✨

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