―『運のいい人』(中野信子 著)を読んで―
「運がいい人」という言葉を聞いたとき、皆さんはどんな人を思い浮かべるでしょうか。
いつもタイミングよく物事が進む人。周囲に自然と人が集まる人。チャンスをものにする人。もしかすると「ただの偶然じゃない?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、脳科学者・中野信子さんの著書『運のいい人』を読むと、運は単なる偶然や生まれ持ったものではなく、「考え方」「行動」「人との関わり方」によって引き寄せられるものだと知ることができます😍
📕本との出会い
今回この本を手に取ったのは、理事長のおすすめがきっかけでした。日々、歯科医院で患者様と接する中で、医療技術だけでなく人間関係や心の持ち方も大切だと感じることが多くあります。そんな私にとって、この本はまさに「今読むべき一冊」でした。理事長が「お気に入りの一冊」として勧めてくださった理由が、ページを開くたびに理解できるようになりました😍
🐣運は「選び方」で変わる
本書の中で印象的だったのは、「運は自分の選択の積み重ねで形作られていく」という考え方です。日常生活の中で私たちは無数の小さな選択をしています。朝どんな気持ちで出勤するか、誰に声をかけるか、何を優先するか。そのひとつひとつの選択が未来をつくり、結果として「運がいい人」か「そうでない人」かに分かれていく。
この部分を読んで、自分自身の行動を振り返るきっかけになりました。忙しさに追われるとつい後回しにしてしまうことや、気づいていながら声をかけられないことなど、小さな選択を丁寧に積み重ねていくことが「運の良さ」につながるのだと思いました✨
💓人とのつながりが運を呼ぶ
また、人間関係の大切さについて書かれている章も心に残りました。運のいい人は、人との縁を大切にし、感謝の気持ちを持ち続ける人だといいます。実際、私自身も患者様やスタッフ、そして理事長との関わりの中で、思いがけない学びや助けをいただくことが多々あります。それは偶然ではなく、日頃からの関わり方や姿勢が引き寄せてくれている「運」なのだと気づきました😌
⏰自分と見つめ合う時間
この本を読んで一番大きかったのは、「自分と見つめ合う時間」ができたことです。普段は仕事や生活に追われ、立ち止まって自分の考え方や心の持ちようを振り返ることは少ないものです。しかし、本書を通じて「自分はどんな選択をしているか」「周囲にどんな影響を与えているか」を考えるきっかけをもらいました。これは、私にとってとても大切な時間でした😌
💓今後はもっと運が良くなる気がする
読み終えたとき、不思議と心が軽くなり、「これからもっと運が良くなる気がする」と思えました。理由は、本書を通じて「運は自分で育てられるもの」だと理解できたからです。つまり、未来はまだ白紙で、自分の選び方次第でいくらでも好転させられる。そう思うだけで、日常が明るく見えてきます😌💓
🦷医療現場での学びへの応用
歯科助手として患者様と接する中でも、この本で得た学びを活かしたいと感じています。例えば、治療に不安を抱えて来院される患者様に、少しでも安心感を与えられるような声かけをすること。スタッフ同士の小さなやり取りを大事にし、前向きな空気をつくること。それらはすべて「良い運」を引き寄せる行動だと思います。結果的に患者様にとっても、私たちにとっても良い循環を生み出すのではないでしょうか😌
『運のいい人』は、自分の行動や考え方を具体的に見直すための実践的なヒントにあふれた一冊でした。読んだ後には、誰かに優しくしたくなり、毎日の小さな選択を大切にしたくなる。そんな前向きな力をくれる本です😍
理事長がこの本をお気に入りにされているのも納得できました。そして、私自身もこの一冊を「人生の指針」として心に留めていきたいと思います😍