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🏅日本顎咬合学会での口演発表🏅

こんにちは、すずらん歯科です😊

先日当院の大平理事長が日本顎咬合学会で口演発表してきました✨

以下、口演内容を掲載いたします。

 

🦷デジタル診断とインプラント治療で咬合再構成を行った症例

今回は、咬合崩壊した患者さんにデジタル診断をおこない、咬合再構成を行った症例をご紹介します。

この患者さんは、下顎臼歯部に大きな欠損があり、対合歯には挺出が生じていました。

また、残存歯には不適合補綴物や動揺歯が多数見られました。

治療方針・経過

治療方針として、下顎臼歯部欠損部にはインプラントを用いてバーティカルストップを確立し、咬合再構成を試みました。

また、審美性と機能性の両立を目指し、前歯部にはマウスピース矯正を行い、叢生(そうせい)を改善しました。

術後3年が経過しましたが、経過は良好で、患者さんにも満足していただけています。

考察:デジタル技術による精密な治療計画

治療前にはデジタルセットアップを行い、インプラントと矯正を組み合わせてアンテリアガイダンスの確立を図りました。

これにより、安定した咬合再構成が可能となりました。

さらに、インプラントのプロビジョナル(仮歯)によって骨密度の改善を促し、挺出歯の圧下も確実に行うことができました。

前歯にセラミックを連結固定することで、審美的にも機能的にも満足してもらいました。

 

当法人の先生や衛生士も口演発表にかけつけました👏

今後も医療の質の向上を追求し、患者様に提供できるよう努めてまいります。

 

医療法人社団 健晃会

大平 晃

仮歯はずっとつけてても大丈夫?一生使えるものなの?

みなさん、こんにちは!北千住すずらん歯科です🦷

 

今回は、歯科医院での治療過程で必要な「仮歯」についてご説明していきます。

仮歯は、最終的な被せ物が入るまでの間につけるものですが、どのような役割を果たしどれくらいの期間持つのかなど、詳しくお話ししていきます😊✨

【仮歯とは?】

仮歯は、最終的な被せ物が完成するまでの間、一時的に装着される歯のことを指します。通常、プラスチックや樹脂でできており、形や色を調整しやすいのが特徴です。

その名の通り仮の歯として、本物の被せ物が入るまでの間、食事など口の中で活躍する歯のことです。

歯科の業界では『テンポラリー・クラウン』『TeC(テック)』と呼ばれます。

 

 

【仮歯の役割】

  • 周囲の歯の保護
    欠損した歯の周囲の歯が動いたり、傾いたりするのを防ぎ、最終的な被せ物がより正確に適合するようにします。

  • 噛み合わせのバランスの維持
    噛み合わせが崩れるのを防ぎ、顎の関節への負担を軽減します。

  • 食事や発音の補助
    食事をしたり、発音したりする際に、自然な状態を保つことができます。

  • 審美性の回復
    欠損した歯の代わりに、見た目を整え、自信を持って生活できるようサポートします。

  • 治療の評価
    最終的な被せ物が装着される前に、仮歯で噛み合わせや適合などを確認し、治療計画の修正に役立てます。

  • 細菌などから患部を守る
    インプラント治療などで、細菌感染を防ぐ蓋のような役割を果たします。

  • 歯根膜の刺激を維持
    噛む感覚を維持し、歯根膜の機能を維持することで、最終的な被せ物が装着された際に、違和感を少なくします。

  • 歯の移動を防ぐ
    歯が隣の歯に向かって移動するのを防ぎます。

  • 外部からの刺激から守る
    治療中の歯を、熱いものや冷たいもの、歯磨きなどから保護します。

仮歯は、治療中の口腔内環境を安定させ、最終的な治療結果に大きく影響を与える重要な役割を担っています。

 

【仮歯の寿命は?】

仮歯の寿命は口腔内の状態によって異なりますが、約1ヶ月程度とされています。

長時間装着していると劣化してしまい、強度が落ちてすり減ってしまうため、いつ壊れてもおかしくない状態になってしまいます。

 

【仮歯をつけている間に気をつけるポイント】

・硬い食べ物や粘着性のあるものはできるだけ避ける

普段のお食事には特に支障はありませんが、あまり硬いものや粘着性のあるものを食べたりすると取れたり割れたりする可能性が高くなります。仮歯は一時的なものですが、ないと日常生活に支障をきたすため、できるだけ取れたり割れたりしないようにしていただくのが理想的です。

 

【仮歯のままじゃダメなの?】

仮歯は、一時的なもので最終的な歯が入る前のつなぎとして使用しているだけなので、長期間使い続けることはやめましょう。

セラミックや金属に比べて柔らかい素材でできているため、長期間使用していると、いつの間にか削れてしまうリスクや割れてしまう可能性も。

また表面がザラザラしている材質のため汚れが着きやすかったり、取り外すことを前提に作成されているため歯茎との隙間があるため、虫歯や歯周病の原因にもなりかねません。仮歯と隣接している健康的な歯にまで悪影響を与えてしまう可能性があります。

仮歯をいれたらそのままにするのではなく、なるべく早く治療を受けることをおすすめします。

 

【仮歯が取れてしまったらどうすれば良いの?】

①仮歯を保管しておく

仮歯が取れてしまった場合は歯科医院で再度付け直すことが可能です。失くしたり捨てたりしないよう、保管しておきましょう。

②仮歯を自分でつけない

仮歯は、歯科医院で仮歯をつける専用のセメントを使用してつけています。違うものでつけてしまうとすぐ取れてしまったり、逆に取ろうとしても外れなくなってしまう可能性もあります。自分ではつけず、必ず歯科医院で治療をしてもらいましょう。

 

【まとめ】

仮歯はあくまで一時的なものであり、最終的な治療を受けることが重要です。

今回ご紹介した内容を参考に、仮歯の役割や注意点についても理解を深めてられたのではないでしょうか🧐

もし他にも疑問や不安な点があれば、いつでもスタッフにお声がけください😊

👩🏻お口の健康と全身の健康の関わり👨🏻

うちわで扇ぐ人のイラスト(女性)

 

こんにちは!北千住すずらん歯科です🦷

気温も高くなり、だんだんと夏の気配を感じますね🎐

今回は口腔内と全身の健康の関連についてお話します✨😁

かわいいライン素材「四つ葉のクローバー・てんとう虫」

 

「歯が痛い」「歯ぐきから血が出る」――そんなお口のトラブルを、単なる局所的な問題として軽視していませんか?😟

実は、口の中の健康状態は、全身の健康と密接につながっているのです。

お口は“健康の入り口”とも呼ばれ、日々の食事、会話、そして呼吸など、私たちの生活の基本を支える大切な器官です。

 

例えば、歯周病は日本人の成人の約8割がかかっているともいわれる国民病ですが、単なる歯ぐきの病気にとどまらず、糖尿病や心疾患、脳卒中、さらには認知症や誤嚥性肺炎などの全身疾患との関連が明らかになっています。

炎症を引き起こす歯周病菌が血流にのって全身に広がることで、様々な臓器に悪影響を及ぼすのです。

特に糖尿病とは“相互関係”にあります

歯周病があると血糖値がコントロールしにくくなり、逆に糖尿病が悪化すると歯周病も進行しやすくなるという、悪循環が生まれます。

 

また、妊娠中の女性では歯周病が早産や低体重児出産のリスクを高めることも報告されています🤰🏻

逆に、口腔ケアをしっかり行うことで全身の病気を予防・改善できる可能性もあります

定期的な歯科受診や、正しい歯みがき、フロスや歯間ブラシの使用など、日常的なケアを習慣づけることで、健康寿命を延ばすことにもつながるのです🦷🪥

つまり、「口の中だけの問題」と思っていたことが、実は命に関わる大きな病気のリスクにもなるということ。

 

これからは、毎日の歯みがきを「全身の健康を守る第一歩と考えてみてはいかがでしょうか?

 

夏のライン「パイナップル麦わら帽子」

 

当院でも定期的な検診、クリーニング随時受付しております✨

歯周病とタバコの深い関係 ~知らないうちに進行するお口のリスク~

歯周病とタバコの深い関係

~知らないうちに進行するお口のリスク~

「歯ぐきから血が出る」「口臭が気になる」「歯がグラグラする」──これらの症状、もしかすると歯周病のサインかもしれません。実は、歯周病は日本人の成人の約8割が罹患しているとも言われる、非常に身近な病気です。しかも、その進行を加速させる大きな要因の一つが“喫煙”です。今回は、歯周病とタバコの関係について詳しくお話しします。

歯周病とは?

歯周病は、歯を支える骨や歯ぐき(歯周組織)が細菌によって炎症を起こし、やがて歯を失ってしまうこともある病気です。歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)に歯垢や歯石がたまり、そこに棲みつく細菌が毒素を出すことで炎症が進行します。

タバコが歯周病に及ぼす影響

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素などの有害物質は、歯周病のリスクを大きく高めます。その主な影響は以下の通りです。

1. 血流の悪化

ニコチンには血管を収縮させる作用があり、歯ぐきの血流を悪くします。これにより酸素や栄養が届きにくくなり、歯ぐきの健康が保たれにくくなります。

2. 免疫力の低下

喫煙者は白血球の働きが弱まり、細菌に対する抵抗力が低下します。その結果、歯周病菌に対抗できず、症状が悪化しやすくなります。

3. 自覚症状が出にくい

タバコを吸っていると、歯ぐきの炎症があっても腫れや出血などの症状が現れにくくなります。そのため、歯周病が気づかないうちに進行してしまうのです。

4. 治療効果の低下

喫煙者は歯周病の治療を受けても、非喫煙者に比べて効果が出にくく、治りが遅い傾向があります。また、インプラント治療の成功率も下がることが知られています。

禁煙がもたらすお口の健康

タバコをやめることで、歯ぐきの血流が改善され、炎症の回復も早まります。また、歯周病の予防や治療の効果も高まり、将来的に歯を失うリスクを減らすことができます。禁煙は、歯や歯ぐきだけでなく、全身の健康にも良い影響をもたらします。

最後に

歯周病は静かに進行する病気です。そしてタバコは、その静かな進行を一層加速させる危険因子です。毎日の歯磨きや定期的な歯科受診とともに、禁煙を意識することは、健康な口元を守る大きな一歩になります。喫煙習慣がある方は、ぜひ一度、歯科医院で歯ぐきの状態をチェックしてみてください。

【保存版】歯の着色が気になる方へ!着色しやすい食べ物・飲み物と対策まとめ

こんにちは、北千住すずらん歯科クリニックです。

毎日の食事や飲み物の中に、「歯に着色しやすいもの」があるのをご存知でしょうか?

「コーヒーや紅茶をよく飲むけど、最近歯の色が気になる…」

「ホワイトニングしても、またすぐに黄ばみが戻ってしまう…」

そんなお悩みを持つ方は意外と多くいらっしゃいます。

この記事では、歯の着色(ステイン)の原因となる食品や飲料、そして着色を防ぐコツをわかりやすくご紹介します。

1. 着色の原因「ステイン」とは?

まず、「歯の着色」の正体を知っておきましょう。

着色汚れの主な原因は「ステイン」と呼ばれる色素の沈着です。

ステインは、食べ物や飲み物に含まれる色素や、タバコのヤニなどが歯の表面(エナメル質)に付着して、時間とともに沈着することで起こります。

一度ステインが沈着してしまうと、通常の歯みがきでは完全に落とすのが難しくなります。特にホワイトニング後や、もともと白い歯の方は色の変化が目立ちやすく、「最近色がついたかも…」と感じやすい傾向があります。

2. 着色しやすい食べ物・飲み物一覧

ステインの原因になりやすい飲食物には共通点があります。

それは「色が濃く、酸性度が高い」こと。以下に代表的な例をまとめました。

【飲み物編】

● コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶

タンニンという成分が含まれており、歯の表面に付着しやすく、長期間で茶色く着色します。

● 赤ワイン

ポリフェノールや色素成分が多く、歯を一気にくすませることがあります。

● コーラ・スポーツドリンク

炭酸で酸性が強く、歯の表面をわずかに溶かしてから色素を沈着させやすい状態にします。

● 野菜ジュース・ブルーベリージュース

果物や野菜に含まれる自然の色素(アントシアニンなど)も着色の原因になります。

【食べ物編】

● カレー

ターメリック(ウコン)由来の黄色の色素が強く、衣類と同じように歯にも色がつきやすいです。

● ミートソース・ケチャップ

トマトベースのソースは色素が濃く、酸性であるためステインの原因になります。

● 醤油・ソース・みりん

濃い茶色の調味料も、頻繁に使うことで歯に色が定着していきます。

● チョコレート

カカオの色素や糖分の影響で、着色や虫歯の原因にもなります。

● ブルーベリー・ぶどう・黒豆

天然の色素が豊富で、歯に色が移りやすい食材です。

3. 着色を予防する7つのポイント

「好きなものを我慢しないといけないの?」と思われた方、ご安心ください!

以下のようなちょっとした工夫で、着色リスクを大きく減らすことができます。

① 飲んだらすぐに「お水でうがい」

色の濃いものを口にした後は、お水で軽くゆすぐことで色素の沈着を防げます。

② ストローを使う

コーヒーやジュースなどをストローで飲むことで、歯に直接触れにくくなり、着色のリスクが軽減されます。

③ 食後に歯みがきをする

色素が定着する前に、丁寧にブラッシングすることが大切です。

ただし、酸性の飲食物の直後はエナメル質が一時的に弱くなっているため、30分ほど時間を空けてからみがきましょう。

④ 着色汚れに強い歯みがき粉を選ぶ

ステイン除去成分が配合された歯みがき粉を選ぶのも効果的です。ただし、研磨剤が強すぎる製品は使いすぎに注意!

⑤ 定期的に歯科でクリーニングを受ける

着色がひどくなる前に、プロによるクリーニング(PMTC)でしっかり除去しましょう。1〜3ヶ月に一度が理想です。

⑥ ホワイトニングでリセット

すでに着色してしまっている場合は、歯科医院でのホワイトニング治療がおすすめです。

⑦ 着色しにくい代替品を選ぶ

例えば、紅茶の代わりにカモミールティーなど色の薄いハーブティーを選ぶのも一つの手です。

4. 着色汚れと虫歯・歯周病の関係

着色そのものは虫歯や歯周病の直接的な原因ではありません。

しかし、着色の多い人はプラーク(歯垢)もつきやすい環境になっていることが多く、見た目だけでなく口内環境全体のリスクも高くなる傾向があります。

また、ステインがついた歯は「汚れて見える」「老けて見える」といった見た目の悩みにもつながります。

5. まとめ|着色しやすい食べ物と上手に付き合おう

色素の強い食べ物・飲み物は、私たちの生活に欠かせない存在でもあります。

無理に避けるのではなく、正しい知識とちょっとした工夫で“着色と上手につき合っていく”ことが大切です。

「最近歯が黄ばんできたかも…?」と感じたら、お気軽に当院までご相談ください。

プロのクリーニングやホワイトニングで、本来の白く美しい歯を取り戻しましょう!

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犬を飼っている人は要注意!?歯周病リスクが高くなる理由とは?

皆さんこんにちは!

前回歯周病についてお話しましたが、今回はさらに詳しくお話していきますね🦷

「うちの子(犬)の歯が心配…」という飼い主さんは多いですが、実はワンちゃんと暮らす“人間のほう”にも歯周病のリスクがあることをご存じですか?

最近の研究では、犬を飼っている人は、そうでない人に比べて歯周病にかかっている割合が高いというデータも出てきています。今回はその理由と、気をつけたいポイントをご紹介します。

■ なぜ飼い主さんの歯周病リスクが高くなるの?

考えられる主な理由は以下の3つです:
1. 犬との密なスキンシップ(口を舐められるなど)で菌が移動する
2. 飼い犬の口腔ケアが不十分で、菌が多くなっている
3. 口を舐められたあとに手や顔を洗わず放置する習慣

つまり、犬の口腔内にいる歯周病菌が、飼い主の口に入り込みやすい環境が日常的にあるということなんです。

■ 犬の歯周病にはどんな菌が関係しているの?

ここで、犬の歯周病に関わる原因菌について、改めて説明します。

🐶 犬の歯周病に関わる主な細菌

犬の口腔内には多くの細菌が常在しており、その中でも特に歯周病に関連が深いのは以下のような菌種です:

■ Porphyromonas spp.(ポルフィロモナス属)
• 最も主要な原因菌
• 特に Porphyromonas gulae は、犬の歯周病の主要原因菌とされています。
• 人間の歯周病菌である Porphyromonas gingivalis と非常に似ている性質を持つが、犬特有。

■ Prevotella spp.(プレボテラ属)
• 歯肉の炎症や膿の原因となる嫌気性菌。

■ Fusobacterium spp.(フソバクテリウム属)
• 歯垢中で共生関係を作り、他の病原菌の定着を助ける。

■ Treponema spp.(トレポネーマ属)
• らせん状の菌で、歯周ポケットの深部に生息。

これらの菌は、犬の唾液や歯石中に多く含まれており、スキンシップを通じて人間にも一部が移動する可能性があると報告されています。

■ でも、本当に「うつる」の?

実際には、犬の菌がそのまま人間の歯周病を引き起こすケースは稀です。ただし、「菌が口に入る」こと自体はあり得ます。

問題は、人間の口腔内に元々いる菌との“相互作用”や、免疫力の低下などにより、歯周病が悪化する引き金になることがあるという点です。

■ 飼い主さんも一緒にお口のケアを!

犬の歯みがきと同じくらい、飼い主さん自身の歯周病予防も大切です。
• ワンちゃんに口を舐められた後は、手洗い・うがいをしっかり
• 定期的な歯科検診とプロフェッショナルケアを受けましょう
• ペットの口臭が気になる場合は、動物病院での歯科チェックを!

🐾まとめ

犬の歯周病菌は、「うつる」わけではありませんが、唾液を介して人間の口に入り込む可能性はあります。そのため、ペットと健康的に暮らすためには、飼い主とペット両方のお口のケアが大切です。

ぜひ、愛犬と一緒に「ダブル歯みがき習慣」を始めてみませんか?

【歯医者が教える】あなたの知らない歯の話!~虫歯より怖い〇〇とは?~

 

こんにちは、歯医者さんってどんなイメージがありますか🦷❔

「痛いことされそう…」

「なんとなく怖い…」

「できれば行きたくない…」

そんなふうに思っている人、正直多いですよね。でも、今日はそんなあなたに「歯医者って実は面白い!」と思ってもらえるような、ちょっと意外で、すぐ役立つ“歯の話”をお届けします!

◆ 1. 虫歯より怖い「歯周病」って知ってる?

虫歯が怖いのは確かですが、実は**もっと怖いのが「歯周病」**なんです。厚生労働省の調査によると、日本人の成人の約8割が何らかの歯周病にかかっていると言われています。

しかも、歯周病は痛くないまま静かに進行していきます。そして気づいた時には、歯を支える骨が溶けて、歯がぐらぐら…最悪抜歯。

さらに、歯周病は糖尿病や心臓病、認知症など全身の健康とも深く関係しているのです。歯だけの問題ではない、というのが大きなポイント!

◆ 2. 「歯みがきだけ」では歯は守れない?

「ちゃんと毎日歯みがきしてるのに、虫歯になる…」

そんな声、よく聞きます。

実は、歯みがきだけでは6割程度しか汚れが落とせていないって知っていましたか?

特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目は、普通のブラシでは届きにくいんです。だから、デンタルフロスや歯間ブラシを併用するのがカギ!これだけで、虫歯や歯周病のリスクはぐっと下がります。

しかも最近は「音波ブラシ」や「ウォーターピック(ジェット水流洗浄器)」など、歯医者がすすめるハイテク道具もたくさん。実際に歯科医院でも推奨されています。

◆ 3. 甘いものより危ないのは「ダラダラ食べ」!

「甘いものが虫歯の原因」

それは間違いではありません。でも本当に怖いのは…

ダラダラ食べること!

例えば、チョコを1回でパクっと食べて終わるのと、15分おきにちょっとずつ食べ続けるのとでは、口の中の「酸性時間」がまるで違います。

歯は、酸によって溶け始めます。そして唾液の力で中和され、再石灰化されて元に戻る…というサイクルを持っています。

でも、ずっと食べていると「回復するヒマがない」=歯がどんどん溶けていく!

「間食をやめろ」とは言いませんが、時間を決めて食べることがとても大事なんです。

◆ 4. 実は危ない!?「歯ぎしり」や「食いしばり」

「私、虫歯もないし歯並びもいいから大丈夫~」

そんな方にも、ひそかに忍び寄るのが「歯ぎしり」や「食いしばり」です。

これは寝ている間に無意識にやってしまうもので、歯がすり減る・割れる・顎関節症になるなど、さまざまなトラブルを招きます。

しかも多くの人が「自覚なし」!

歯科医院では、歯の摩耗の痕や、歯ぐきの状態、筋肉の硬さなどから気づけることもあります。必要に応じて「マウスピース」を作ることで予防・改善ができますよ。

◆ 5. 歯医者がこっそり教える「最強の虫歯予防」は?

答えはシンプル。

定期的なプロケアフッ素正しいセルフケアの3本柱です!

定期検診では、普段のケアでは取れない「バイオフィルムという細菌の膜を専門の機械で除去。これがとても大事。さらに、歯の状態に合った高濃度フッ素の処方や、生活習慣のアドバイスも受けられます。

正直なところ、歯医者は「治療」より「予防」のほうが得意で効果的なんです。

◆ 6. 実はコスパ最強!? 歯の予防は「一番安い医療」

例えば、虫歯の治療にかかる費用をざっと計算すると…

  • 小さな虫歯の詰め物 → 数千円
  • 大きな虫歯で神経を取る → 数万円
  • 最悪抜歯・インプラント → 数十万円!

でも、定期検診(予防)なら1回数千円、年2~3回で済みます。つまり、

「行かないリスク」の方が高い!

しかも、自分の歯を失わずに済むなら、こんなにお得な医療はありません。

◆ 7. 歯医者ってどんな人?~怖くない裏話~

歯医者ってちょっと堅そう、冷たそう、なんか怒られそう…ってイメージ、ありませんか?

実は、「歯を守りたい」と本気で思ってる優しい人が多いです(笑)

最近では「歯医者=怖い」を変えるため、絵本や動画、カフェ風の院内づくりなどに取り組んでいるクリニックも増えてきています。

治療も「できるだけ削らない・痛くない・怖くない」を目指して、日々進化中。もし不安なことがあれば、遠慮なく相談してOKですよ。

最後に:歯医者は「通うほど得する場所

歯医者は「痛くなったら行く」ではなく、

「痛くならないために行く」場所です。

そして何より、自分の歯で生涯食べられることは、人生の豊かさそのもの。

「もっと早く来ていればよかった…」

そう言う患者さんを見送るたび、私たちも切なくなります。

ぜひ、次の休みの日には「歯医者の予約」を思い出してみてくださいね!

くいしばりの原因と改善方法😬

こんにちは、すずらん歯科です🌼

今回はくいしばりについてのお話です🦷

日常生活の中で、「気づいたら歯をくいしばっていた」「朝起きると顎がだるい」「歯が欠けていた」という経験はありませんか?

それらはすべて“くいしばり”が原因かもしれません。

くいしばりは軽視されがちですが、歯や顎、全身に悪影響を及ぼすことがあります。

くいしばりとは?

くいしばりとは、無意識のうちに上下の歯を強く噛みしめてしまう行為です。特に睡眠中や集中している時、ストレスを感じている時に多く見られます。

日中のくいしばりは「覚醒時ブラキシズム」、夜間のものは「睡眠時ブラキシズム」とも呼ばれ、いずれも歯や顎関節に大きな負担をかけます。

くいしばりの主な原因

1. ストレス

もっとも多い原因がストレスです。精神的な緊張が高まると、無意識に身体が力み、歯を強く噛みしめてしまいます。

2. 噛み合わせの異常

歯並びや咬み合わせが悪いと、噛む位置を安定させようとして、知らず知らずのうちにくいしばることがあります。

3. 習慣や癖

仕事や勉強中、スポーツ中など集中している時に歯を食いしばる癖がある人もいます。

4. 睡眠の質の低下

睡眠中のくいしばりは、浅い眠りや無呼吸症候群などが関係している場合があります。

くいしばりが引き起こす症状

・くいしばりは様々な不調の原因になります。
・歯のすり減りやひび割れ、破折
・顎関節症(口が開けにくい、顎が痛む)
・歯の知覚過敏
・頭痛、肩こり、首のこり
・顔や顎の筋肉の痛みや張り
・差し歯・詰め物の脱落

このように、くいしばりは歯だけでなく、全身に影響を及ぼすことがあります。

歯科でのくいしばり治療・対策

1. マウスピース(ナイトガード)の使用

最も一般的な治療方法です。

就寝時にマウスピースを装着することで、歯へのダメージを軽減します。

マウスピースは保険適用で作製できる場合が多く、簡単に導入できる対策です。

2. 噛み合わせの調整

かみ合わせの異常がある場合、歯をわずかに削って高さを調整したり、矯正治療を行ったりすることで負担を減らします。

3. ボツリヌス療法(ボトックス)

最近では、顎の筋肉にボツリヌス毒素(ボトックス)を注射し、筋肉の緊張を和らげる治療も行われています。特に筋肉の張りやエラ張りが強い人に有効です。

自分でできるくいしばり対策

1. 意識して上下の歯を離す

日中、ふとした時に「上下の歯は当たっていないか?」とチェックし、意識して離す習慣をつけましょう。正常時は上下の歯はわずかに離れているのが自然です。

2. ストレス管理

運動、瞑想、深呼吸、趣味など、自分に合ったリラックス法を見つけましょう。ストレス軽減はくいしばりの根本対策になります。

3. 姿勢を改善する

猫背や前傾姿勢は顎の筋肉に負担をかけ、くいしばりを助長します。背筋を伸ばし、正しい姿勢を意識しましょう。

4. 咀嚼筋のマッサージ

こめかみや顎の筋肉を、ゆっくり円を描くようにマッサージすると、緊張が和らぎます。ホットタオルで温めるのも効果的です。

5. 就寝前のリラックス

スマホやテレビを控え、静かな環境で眠る準備をしましょう。ぬるめのお風呂やストレッチもおすすめです。

まとめ

くいしばりは一見、日常的な行動に思えますが、放置すると歯のダメージや顎関節症など深刻なトラブルにつながる可能性があります。違和感を覚えたら早めに歯科医院を受診し、適切な対策を講じましょう。

マウスピースの作製、ボトックス治療、かみ合わせ調整など、歯科ではさまざまなアプローチが可能です。また、生活習慣の見直しやストレス管理も非常に重要です。

「もしかして私もくいしばってるかも?」と思った方は、今日から意識的に歯を離して、顎と歯に優しい生活を始めてみてください。

検診や治療でご来院の際もお気軽にご相談ください😊

 

インプラントは歯周病になるの?

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼
先日当院の理事長が日本口腔インプラント学会に参加しました🧑🏻‍🏫✨
高齢者の方に対する治療においては、ご家族への説明をより丁寧に行う必要性があることや、前歯の抜歯即時埋入において、早期に仮歯を入れて歯肉を合わせていく方法などを学んできました。
なるべく早く患者さんに機能回復してもらうテクニックについて、多くの臨床例をもとにインプラント生涯研修センターの先生方が発表されていました🦷
さて、審美性に優れていて他の歯への負担も少ないインプラントですが、みなさんはインプラントにも歯周病によく似た病気があることをご存知ですか?

 

その病気は「インプラント歯周炎」といい、インプラント治療後に最も注意したい病気の1つです⚠️

インプラントは人工物ではありますが、その周囲は自分の歯ぐきです。

そこに細菌が入り込むことで、インプラント歯周炎になってしまうことがあります。

発症すると、歯ぐきの腫れや出血の炎症の他、口臭などの症状が現れ、最悪の場合、埋め込んだインプラントが抜けてしまう(脱落)する可能性もあります。

 

≪インプラント歯周炎の原因≫

 

・口腔ケアの不足

歯ブラシでのブラッシングや、歯間ブラシ等のケアを怠ると歯垢が溜まります。

歯周病菌は歯垢が溜まったところに入り込んで増殖します。

その入り込んだ細菌が歯茎に炎症を引き起こし、歯ぐきの中の顎の骨を溶かしてしまうことがあります。

 

・歯ぎしり・食いしばり

インプラントに過度な力がかかると、せっかくくっついた顎骨とインプラント体(人工歯根)の接着が壊れることがあります。

そこに隙間ができると、細菌が入り込みやすく、インプラント歯周炎に繋がってしまうことがあります。

 

歯ぎしりや食いしばりは無意識でしていることも多いため、インプラント治療の際にしっかりと噛み合わせ等も考慮してもらいながら治療するとともに、就寝時はナイトガードなどのマウスピースを使用するなどの対策が必要です。

 

・喫煙

喫煙もインプラント歯周炎を発症するリスクを上げる要因になります。

タバコは免疫力を低下させたり、歯肉の血流を悪くさせたりし、歯周病菌に感染しやすくなってしまいます。

歯周病に感染し、炎症を起こしても喫煙を続けていると、歯肉の回復も妨げて治りにくくなることもあるため、できるだけ禁煙することが大切です。

 

・歯周病未治療のままインプラント治療をした

歯周病の状態ではインプラント治療はしないことがほとんどですが、疾患しているままインプラント治療をすると、インプラント歯周炎の原因となります。

 

周りの歯も注意が必要

インプラントを埋めた個所だけでなく、周囲の歯も歯周病になる可能性はあります。

歯周病菌は口内に複数存在する細菌のうちの1つです。

きちんと口腔ケアを行い、プラークコントロールができていれば歯周病が発症することはありませんが、ケアが不十分だとインプラント治療した箇所に関係なく、様々な箇所の歯周病が発症することがあります。

 

当院ではインプラント治療を終えた患者様に、PMTCという着色も取れるクリーニングを行わせていただいております。その際のメンテナンスでしっかり口腔内をケアしていきましょう😊✨

✨🦷歯が白くなるホワイトニング🦷✨

こんにちは、すずらん歯科です!

気温も上がり、すっかり春の陽気ですね🌸

温かいもの、栄養のあるものをたくさん食べて元気にお過ごしくださいね🍚🥬

 

ウグイスのイラスト

 

本日は、当院で行っている

ホワイトニングについてお話しようと思います💭

 

 

皆さまホワイトニングってしってますか?

歯科医院ではオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングの2種類があり、

オフィスホワイトニングは歯科医院で国家資格を持った歯科医師、歯科衛生士が施術を行います。オフィスホワイトニングは濃度が濃いことホワイトニングの薬剤を歯に塗布し、専用の光を照射することで歯を白くする効果が期待できます。

 

ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピーストレイを作製、ホワイトニングジェルをご購入いただき、ご自宅でホワイトニングを行います🦷✨

こちらは光を当てたりはせず、継続し使用いただくことで白くする効果が期待されるため、オフィスホワイトニングより期間はかかるものの、その分ゆっくりしっかりお薬を効かせるため、白さの持ちがいいともいわれます😶

 

また、ホワイトニングはオフィスとホームを併用し、

さらに白く、また持続させるのが一番おすすめです✨

 

歯並びの良い人のイラスト

 

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