こんにちは。北千住すずらん歯科です🦷
今日は、最近とても増えている相談の「妊娠中の歯のトラブル」
実は妊娠中は、お口の中にさまざまな変化が起きやすい時期
「妊娠したら虫歯が増えた気がする」「歯ぐきから出血する」「
今日は、「なぜ妊娠中に歯のケアが大切なのか」「
■ 妊娠中の身体はどう変わる?
妊娠中はホルモンバランスが大きく変化します。
特に「エストロゲン」「プロゲステロン」
そのひとつが、口の中。
また、妊娠初期のつわりによって食生活が偏りやすく、
■ 歯周病が早産や低体重児出産のリスクに?
ここで、ちょっとドキッとするようなお話を…。
近年の研究では、「妊娠中の歯周病」
歯周病によって炎症が起きると、体の中で「プロスタグランジン」
つまり、お口の中の炎症が、
これって、ちょっと怖いですよね。
だからこそ、妊娠中の歯のケアは「ママのため」だけでなく「
■ 妊娠中に起きやすいお口のトラブルとは?
では、実際にどんなトラブルが起きやすいのか、
● 妊娠性歯肉炎
妊娠中の女性の約7割以上が経験するといわれる歯ぐきの腫れや出
歯磨きの時に「血が出るなあ」と感じたら、早めの対処が必要です。
● 虫歯の悪化
つわりで甘いものばかり食べたり、
しかも歯磨きがつらくなる時期なので、
● 歯ぐきにできるしこり(妊娠性エプーリス)
歯ぐきに赤くて柔らかい“こぶ”
妊娠後期に自然に小さくなることが多いですが、
■ 妊娠中でも歯医者に行って大丈夫?
「妊娠中に歯医者に行っていいの?」
基本的に、
安定期(妊娠16〜27週)
むしろ、
ただし、
- 妊娠初期(〜15週):つわりや体調不安定のため、
緊急時以外は控えめに - 妊娠後期(28週〜):
おなかが大きくなると診療姿勢がつらいこともある
など、体調に合わせた判断が必要です。
心配な方は、かかりつけの産婦人科と歯科に相談してくださいね。
■ 妊娠中のおすすめセルフケア方法
ここでは、
● 無理せず磨けるタイミングで
つわりがつらいときは、
そんな時は、
● 小さいヘッドの歯ブラシを使う
奥まで届きやすく、
歯磨き粉は使わずに、水だけで磨いてもOKです。
● フッ素入りうがい薬を活用
歯磨きが難しい日は、
● 食後の口ゆすぎ
外出先でも簡単にできるケア。食べたあとに口をゆすぐだけで、
■ まとめ:ママの健康が、赤ちゃんの未来をつくる
妊娠中はどうしても体調が優先になってしまい、
でも実は、歯や歯ぐきの健康が「おなかの赤ちゃんの健康」
歯医者さんでのチェックは、虫歯や歯周病の早期発見だけでなく、
妊娠がわかったら、できれば安定期に入る前後に一度、
最後に。
この記事を読んで「ちょっと歯医者に行ってみようかな」「
未来のママと赤ちゃんの笑顔を守るために――
今日からできる小さなケア、始めてみませんか?