⚡虫歯じゃないのに歯がしみる知覚過敏ってなに?⚡ - ブログ|北千住駅から徒歩3分、駅近の歯医者 北千住すずらん歯科

北千住駅から徒歩3分、駅近の歯医者 北千住すずらん歯科|ブログ

足立区千住1丁目30−3 カノン千住2F

03-6812-0527

Blogブログ

⚡虫歯じゃないのに歯がしみる知覚過敏ってなに?⚡

皆さんこんにちは。北千住すずらん歯科です✨

好天が続いたゴールデンウィーク、ご家族で満喫されたのではないでしょうか🌻

本日は、普段からよく聞く知覚過敏について、お話しようと思います💡

歯の矯正のイラスト(裏側・女性)

「歯がしみる…むし歯かな?」と不安に思われて来院された方の中でも、

「むし歯ではなく知覚過敏です。」と言われた方経験がある多いのではないでしょうか?

 

知覚過敏とは/

歯ブラシの毛先が触れたり冷たい飲食物甘いもの風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、

特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。

 

 

歯の断面図のイラスト

 

 

通常、象牙質はエナメル質に覆われているので、普段生活している中で刺激を与えても痛みを感じることはありません。

しかし、様々な理由で象牙質が露出することで刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるようになります。

では、象牙質はどのようなことで露出するようになるのでしょう🧐?

(1)歯肉の退縮

歯肉は様々なことが原因となり、少しずつ下がってきます。例として

・加齢に伴う歯肉退縮

・ブラッシング圧による歯肉退縮

・歯周病

・歯ぎしり、食いしばり

があげられます。

それに伴って歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になることで、知覚過敏になってしまうのです⚡

(2)むし歯の治療に伴う知覚過敏

むし歯の治療をした後、その歯に知覚過敏が起きることも時としてあります。

歯を削るという処置そのもので、歯の神経が痛みを感じやすくなってしまうことや、

治療法によってはかみ合わせた時に痛みを感じるようになるということもあります。

しばらく経過を見て知覚過敏がなくなる場合もありますが、症状が改善されなければ再治療を行なったり、

神経を取り除く治療が必要になることもあります☔

(3)歯が擦り減ることによる象牙質露出

歯が様々なことが原因ですり減ることにより、象牙質が露出し知覚過敏の原因となることがあります。

・歯ぎしり、食いしばり

・硬さの合わない歯ブラシの使用、強いブラッシング圧

・研磨剤の入った歯磨き粉の使用

などなど…・歯の擦り減り方や症状の感じ方は人によって様々です。

大きく擦り減ってしまっても知覚過敏が見られないこともありますし、

わずかな範囲の象牙質露出でも知覚過敏が起きることもあります😿🌨

このように様々なことが原因で知覚過敏になることが分かりましたね🧐💡

一度知覚過敏になってしまい、しみてしまう歯にはどのような治療法があるのでしょうか?

1)再石灰化を促す

知覚過敏症は、軽度であれば時間とともに自然に消失することもよくあります

唾液や歯みがき剤からの再石灰化成分によって、象牙質の微細な空隙が封鎖されてくるためと考えられます。

露出した象牙質は歯みがきでも痛みを感じやすくなっており、ブラッシングがおろそかになりがちですが、

歯みがきを十分に行わないとプラークが付着してしまい虫歯の原因になってしまい、再石灰化とは逆の

脱灰という現象が起きてしまいます。こうなると知覚過敏はむしろ悪化することも考えられますで

知覚過敏の改善にも歯みがきはとても重要です🪥🦷

(2)象牙質の露出部分の内部の空隙を封鎖する

露出した象牙質の内部の小さな空隙を、歯と同じような成分の結晶やその他様々な物質のお薬を

歯医者さんで塗布することで歯の神経への刺激の伝達が遮断され知覚過敏をなくすことができます⚡

市販の知覚過敏用の歯磨き粉も効果はありますが、

歯科医院で塗布する方法の方が歯みがき剤による方法よりも効果が高く即効性もあります✨

(4)象牙質の露出部分を被覆する

知覚過敏のある表面を樹脂のレジンで覆うことで刺激が与えられなくなり、知覚過敏をなくすことが出来ます

この場合には接着材を用いて樹脂による薄い皮膜を形成するのが通例で、この方法にも即効性があります。

象牙質表面がすり減っていたり、酸で溶けていて凹みがある場合には形態を回復させることが可能です💡

(5)神経を取り除く

知覚過敏は一過性の痛みですが、痛みの持続時間が比較的長いような場合やその痛みが非常に激しい場合には、

歯の神経に炎症などの変化が起きていることも疑われます。

なるべく歯の神経は温存すべきですので、すぐに歯の神経を取り除くのではなく

最終手段というような形になります😖

 

 

 

知覚過敏には様々な原因があり、また治療法も様々です。

当院では様々な知覚過敏の治療法、また予防も行っております。

原因である歯ぎしり・食いしばりの対策としてマウスピースの作製、強いブラッシング圧の改善のための

歯磨き指導や、患者様のお口に合った硬さの歯ブラシをお選びいたします🌟

 

マウスピース型のリテーナーのイラスト

しみて痛いという症状は一見虫歯なのか、知覚過敏なのかわかりにくい症状ですので、

不安に思ったり、症状が気になる方はお早めの受診をお勧めいたします🐾🐾

 

 

◆北千住すずらん歯科の歯周病治療はこちらをご覧ください♪

https://www.suzuran-dc.net/periodontal/

◆北千住すずらん歯科の予防歯科はこちらをご覧ください♪

https://www.suzuran-dc.net/prevention/

◆北千住すずらん歯科のPMCTはこちらをご覧ください♪

https://www.suzuran-dc.net/prevention/

◆お問合せ・ご予約はこちら

☎03-6812-0527

 

◆インターネットでもご予約できます!

https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/06b222c52e4e49cdd1f3cf4b5130bab8/reservations

ネット予約
TEL 03-6812-0527