足立区千住1丁目30−3 カノン千住2F

03-6812-0527

Blogブログ

歯はどのように生えてくるの?

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼

 

今回は『歯の生えはじめから生まれ変わりまでの流れ』と『顎の成長 』についてお話します🦷

 

■6~7ヶ月頃

乳歯は、生後6~7ヶ月になると下の前歯から生えはじめます。

歯が生えてくる時期は個人差が大きいので、生えはじめるのが遅くても早くてもあまり気にしないようにしましょう😊👌

 

■1歳半頃

乳歯の奥歯が生えはじめます。この頃から食べ物をかみ砕いてつぶすことができるようになってきます。

1日1回の歯磨き習慣を付けましょう🪥

 

■2歳頃

乳歯の犬歯が生えてきます。この頃から野菜や肉などをかみ切る能力が高まります。

仕上げ磨きを嫌がる場合はポイントを絞って短時間で磨きましょう。

 

■3歳頃

乳歯の最後の奥歯が生えてきて、だいたい3歳頃までには20本の乳歯がすべて生えそろいます。

歯磨きの大切さを伝え、お子さんが進んで歯磨きできるようにしましょう。

 

 

また、顎は『よく噛む』ことで成長します。

食べ物を噛んで食事できるようになってきたら、よく噛んで食べることを習慣付けることが大切です。

 

【おすすめの食材】

〈根菜〉

・にんじん

・タケノコ

・レンコン

・ごぼう

 

〈葉物〉

・ほうれん草

・小松菜

 

〈果物〉

・りんご

・梨

 

〈海藻〉

・昆布

・わかめ

その他、キノコ類なども顎を成長させる食材と言われています。

食材をいつもより大きめにカットしたり調理法を変えるだけでも噛む回数を増やすことができるので、ぜひご家庭で取り入れてみてください♪

 

 

 

■6歳頃

乳歯から永久歯への歯の生え変わりがはじまります。

顎や身体の成長に合わせて6~12歳頃の間に永久歯に生え変わります。

生えてきたばかりの奥歯は歯ブラシが届きにくく汚れがたまりやすいので、特に丁寧に歯磨きをするようにしましょう。

 

永久歯がすべて生えそろう12歳頃までは仕上げ磨きをしてあげるのが理想的です。

12歳までというと長く感じるかもしれませんが、乳歯と永久歯が混在する時期はなかなかきれいに歯を磨くことができないため、大人のサポートが必要です。

生え変わり期の歯並びに合わせて、歯ブラシを縦・横・ななめにしてさまざまな角度から汚れを落としてあげましょう。

 

 

 

 

 

■顎の成長

近年食生活の変化により、やわらかいものを食べる機会が増え、顎が発達しないまま永久歯が生えそろうことで歯並びがガタガタになってしまう子どもが増えています😢

歯並びの状態にもよりますが、6~12歳くらいまでの成長ホルモンがたっぷりと出ている時期に顎を正しく育成すれば、大人になってから歯を抜いて矯正治療をする必要がなく、きれいに歯が生えそろいます。

歯並びが悪いと毎日歯磨きを頑張っていても虫歯になりやすかったり、かみ合わせが悪くなるなどデメリットが多いのでお子さんの歯並びが気になったらお早めにご相談ください🌟

当院オススメの歯ブラシ🦷✨

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌷.。o○

 

今回は当院でオススメしている “歯ブラシ” についてご紹介します。

すずらん歯科で取り扱いしている「ルシェロ」の歯ブラシは、さまざまなお口の中の状態に合わせて
プラークコントロールを行うことができるため、毛の硬さだけではなく植毛デザインまで
最適なブラシを選ぶことができます。

★プラークコントロールとは?
『歯に付着した細菌を減らすこと』を意味しており、歯石の除去やブラッシングにより、
お口の中を健康に保つことを言います。

では、2つのブラシタイプの違いを見てみましょう。

こちらは、Bタイプ(Basic ベーシック)です。

ブラシの毛が1本1本均等な太さの「ラウンド毛」になっています。
長い毛と短い毛が歯の表面の汚れを効率よく落としてくれるので虫歯の予防に最適です。

【Bタイプ(Basic – ベーシック)処方チェック項目】

・虫歯治療中

・食回数が多い

・お口の中が渇きやすい

・歯のつめもの、かぶせものが多い

・プラークがベタベタ、多量に付着している

・唾液緩衝能が低い

★唾液緩衝能(だえきかんしょうのう)とは?
食事や間食によってお口の中が酸性に傾いた時に中性に戻す作用のこと。
唾液が正常な範囲に口腔内を保とうとその変化に抵抗するはたらきのことを言います。

 

【毛の硬さを選びましょう!】

・プラークがベタベタ、量が多い ➡ ふつう(M)

・歯肉の状態は健康 ➡ ふつう(M)

・歯ブラシ圧が強い ➡ やわらかめ(S)

・歯肉炎や軽度の歯周炎がある ➡ やわらかめ(S)

 

もう1つは、Pタイプ(Perio – ペリオ)です。

特徴として、毛束の内の短い毛はBタイプと同じラウンド毛ですが、
長い毛は毛先に向かって細長く加工されている「テーパー毛」になっています。
歯と歯の間や歯周ポケットの中、被せ物のキワの部分まで届きやすい形状です。

【Pタイプ(Perio – ペリオ)処方チェック項目】

・歯周治療中

・歯肉の炎症、出血あり

・4mm以上の歯周ポケットがある

・糖尿病に罹患している

・喫煙している

・歯間空隙が大きい

★歯間空隙(しかんくうげき)とは?
歯と歯の間に隙間がある状態のことをいい、「すきっ歯」とも呼ばれています。
生まれつき永久歯の本数が少ない場合や、歯の大きさが通常よりも小さい場合は
余剰にスペースが出来てしまい、隙間ができる可能性があります。

 

【毛の硬さを選びましょう!】

・35歳以上で、歯周病にかかっていないけど心配 ➡ ふつう(M)

・歯周治療後のメンテナンス、SPT期 ➡ ふつう(M)

★SPT期とは?
歯周病治療によって病状が安定し、良好となった歯周組織を
維持するために行う定期的な歯周病治療のことを言います。

・歯肉に痛みがある ➡ やわらかめ(S)

・歯肉の厚みが薄い ➡ やわらかめ(S)

どちらのタイプもヘッドの大きさを選ぶことができます。
20 (M/S)は、10( M/S)よりもコンパクトな頭の作りです。
成人男性に比べてお口や手が小さい女性やお子様でも、
無理なく効率的なブラッシングが行えるよう設計されています。

上記で記載したチェック項目はあくまでも目安です。
自分に合った歯ブラシが分からない….という方もお気軽にスタッフまでお声がけください🌞
歯ブラシだけではなく、フロスや歯磨き粉も受付に見本がございます。
一緒に最適な歯ブラシやお口のケア用品を選びましょう!✨

舌の正しい位置👅知っていますか?

こんにちは!北千住すずらん歯科です😊

 

 

普段なかなか意識することはあまりないかもしれませんが、舌には正しい位置があるのはご存じですか?

 

ボーっとしているとき、なにか作業をしている時、あなたの舌の先はどこについていますか?

 

上の絵のNG例ように舌が歯にくっついていると、舌の力で歯が押されて歯列不正になりやすいです😢

 

 

 

ok の図のように舌の先がスポットポジションに触れていて、舌全体が上顎にペタっとくっついている状態が正しい舌の位置です👅

歯に舌が当たっている場合は間違った位置に舌がある可能性があります。

舌の横にギザギザと歯型がついていたら要注意です⚠️

 

 

 

舌の付け根は下顎にくっついているので、舌の筋力がないと舌を持ち上げることができなくて”低位舌”になってしまいます。

そういった方の場合、口唇の力も弱く、舌で気道が狭まって苦しいので口呼吸になっていることが多くあります。

 

 

 

 

 

 

では、低位舌で口呼吸だとどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

 

 

 

 

①歯並びが悪くなる

先ほども少しだけ述べたように、歯は舌の力でも動きます。

歯は口唇、頬、舌の力のバランスがとれて保たれています。

 

低位舌だと舌で歯を押してしまうので出っ歯になりやすいです。

なおかつ、口呼吸だと口唇や頬により外側から歯をおさえる力が働かないのでどんどん歯が押されて動きます。

歯を動かすのには1gの力があれば動くとされていますが、舌の力はおよそ500g、口唇の力は300gもあります。

500gはだいたい500mlのペットボトル1本を押せるくらいです。

 

これは大人や子供関係なく言えることです。

大人になってからも歯並びは変わり続けます。一度動いてしまった歯は歯列矯正などをしないと勝手に元の位置には戻りません。

 

②むし歯や歯周病になりやすくなる

口呼吸だと口が乾いて口臭がしやすくなる他に、むし歯ができやすくなったり、歯周病が悪化しやすい環境になります。

口の中は唾液が循環することによってある程度の汚れや菌を洗い流したりして自浄作用が働くようになっています。

また、唾液で歯の表面が潤っていることで守られています。

その他にも唾液は非常に大切な役割を担っているので、口の中が乾燥していると歯の表面も乾き防御力が下がってしまいます。

お口の中が乾いているのはむし歯菌や歯周病菌にとって活動しやすい環境なのです。

 

③顎の下がたるんで見える

舌は’’舌骨”という喉の近くにある骨に付着しています。舌骨は様々な筋が付着して宙に浮いたように存在しています。

顎の下の筋肉もこの舌骨に付着しているので、低位舌で舌が下がっていると顎の下の筋肉が緩んでたるんだように見えます。

ですので、舌が正しい位置にあると舌骨が引き上げられ、顎の下が引き締まったように見えます。

 

④いびきをかきやすくなる

低位舌だと気道の上に舌が乗るため、気道が狭くなり塞いでしまうので睡眠中にいびきをかくようになります。

 

⑤風邪をひきやすい

低位舌だと口呼吸になるので細菌やウイルスが直接、喉に入るので感染しやすくなります。

 

 

⑥発音や滑舌が悪くなる

低位舌は舌の筋力が弱いため上顎に舌を付けるのが難しいです。

そのため、タ行やナ行などの舌を上顎の付けて発する音が発音が悪くなります。

 

⑦むせやすくなる

モノを飲み込むときには舌を上顎に押し付けて飲み込むため、低位舌だとうまく舌を使えずに飲食物が気道の方に流れやすくなりむせやすくなります。

唾液を誤嚥すると、気道に菌が入り込み誤嚥性肺炎を起こすリスクが高まります。

高齢の方が誤嚥したりむせやすくなるのは、舌の筋力が低下していることが影響しています。

 

 

 

 

低位舌を予防、改善するためには舌の筋力トレーニングが必要です⚠️

まずは日々、口を閉じて舌を正しい位置に置くようにすることを意識しましょう。

この時、上下の歯はかみ合っていない状態が正常です。歯と歯が数ミリ離れているのが望ましい状態です🦷

 

ポッピングといって、お口を開けた状態で舌の先を舌スポットにつけて、舌全体を上あごに吸いあげて”ポン”とはじくように音を出すのも有効です。高くて力強く音が出せればokです👌

1日10回ほど意識してできれば効果を実感しやすいです。

 

他にもたくさんトレーニング方法はありますが、まずはこの2つから始めてみましょう😊

 

 

 

 

 

 

 

 

歯磨き粉のフッ化物使用基準が変更されました!

みなさんこんにちは☀️北千住すずらん歯科です!

気温も暖かくなり、桜も満開ということでお花見シーズンですね🌸

春は色鮮やかでとても心地いい時期ですね。みなさんはどうお過ごしでしょうか?

 

みなさん歯磨き粉に含まれるフッ化物の濃度が変更になったことはご存じでしょうか?

実は今年から歯磨き粉に含まれるフッ素濃度の推奨量の基準が変わり

海外の基準に近い形になりました❕

 

フッ化物は虫歯予防で歯を強くするのに非常に重要なものになります

日本の市販で売られている歯磨き粉にも多く含まれています。

もともと日本は海外の基準よりも低く、少し前に1450㏙Fに引き上げられました。

 

今回、口腔衛生学会、小児歯科学会、保存学会、老年歯科医学会の4学会が合同で

「4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用法」を発表しました🌟

 

● 年齢別の歯磨き粉のフッ素濃度 ●

・歯が生えてから2歳 👶 フッ素濃度1000ppmF 量:米粒くらい

就寝前含めて1日2回歯磨きをおこなう。ティシュなどで軽くふき取ってもよい。

・3歳~5歳 👦 フッ素濃度1000ppmF 量:5㎜くらい(グリーンピース程度)

就寝前含めて1日2回歯磨きをおこなう。軽く掃き出し、少量の水で1回うがいする。

・6歳~成人 高齢者🧑 フッ素濃度1500ppmF 量:1.5~2㎝くらい(歯ブラシ全体)

就寝前含めて1日2回歯磨きをおこなう。軽く掃き出し、少量の水で1回うがいする。

※チタン製歯科材料が使用されていても歯がある場合はフッ化物配合歯磨剤を使用する。

 

うがいができないお子さんにはジェルタイプがおすすめです✨

うがいができる年齢になったら以下の商品がおすすめです✨

歯磨剤だけではなく、洗口剤も取り入れるとさらにむし歯リスクが下がります✨

 

また、当医院では9000PPM フッ化物をむし歯リスクの高い高齢者や成人小児に

フッ素を歯に浸透させるフッ素トレー法¥3000を取り入れています!

フッ化物を取り入れて健康的な歯を手に入れましょう🦷

歯並びが悪くなる原因とは?

こんにちは、すずらん歯科です🦷

暖かい日が続いて桜も満開になりお花見が楽しみですね🌸

今回は歯並びが悪くなる原因についてお話させていただきます。

 

 

歯並びの悪さにコンプレックスを感じている方や、お子様の歯並びに悩んでいる方も少なくないと思います。

歯並びが乱れていると見た目が気になるだけでなく、虫歯をはじめとした口腔トラブルも起きやすくなるので注意が必要です。

そもそも、悪い歯並びになってしまうのはなぜなのでしょうか?

歯並びが悪くなる原因はいくつかありますが、遺伝などの先天的な要因と、顎の発育不良や虫歯・歯周病、指しゃぶりなどの悪い癖などの後天的な要因があります。

 

歯並びがガタガタになってしまう理由

歯の向きや高さが揃わずガタガタの歯並びになってしまうケースは少なくありません。
現代の食生活の変化により、固いものを避けて柔らかいものばかり食べる方が増えており、固いものを食べる習慣がないと上下のあごの筋力が十分につかず、あごの成長が小さくなってしまうことがあります。

あごが小さいと歯が生え揃うための十分なスペースが確保できずに重なるように生えてしまうので、歯並びがガタガタになります。

 

出っ歯になってしまう理由

小さい子どもには指しゃぶりのクセがついてしまうことがあります。

短期間で指しゃぶりをやめられれば問題ないのですが、大きくなっても指をしゃぶるクセが続いていると、次第に歯が前に押し出されて出っ歯の歯並びになってしまうので注意しましょう。
また、舌で前歯を押し出すようにするクセのせいで出っ歯になってしまうケースもあります。

 

すきっ歯になってしまう理由

歯の隙間が開いているすきっ歯にお悩みの方もいると思います。

虫歯などの影響で歯が抜けたり欠けたりすると、その歯の周囲の歯の位置が少しずつ動き、歯並びやかみ合わせのズレが起こりやすくなります。
また、歯ぎしりや頬杖、うつぶせ寝といったクセで歯が押されて歯間が開き、すきっ歯になる可能性も考えられます。

 

そのほかにも唇を咬む癖がある、爪をかむ、頬杖、歯に対して顎が小さい、顎に対して歯が大きいなど複合的な場合もあります。

歯並びが悪くなる原因が普段の生活習慣にある場合には、その生活習慣を改めることで歯並びも少しずつ改善していきます。

ただし、遺伝による歯並びの悪さは普段の生活習慣ではなかなか改善するのが難しいのが現状です。

自分はどのような原因で歯並びに影響があったのか、気になったら歯科で聞いてみると意外な原因がわかるかもしれないですね!

少しでも気になることや疑問があれば歯科検診の際にでもお気軽に相談してみてください😄

歯肉退縮とは?

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌸

 

みなさん、『歯肉退縮』という現象をご存知ですか?

歯肉退縮とは、加齢や歯周病によって歯を支えている歯茎が下がり、それまで歯茎で守られていた歯の根っこが出てきてしまうことをいいます。

 

 

今回はそんな歯肉退縮のリスクや予防法についてお話します🦷

 

【原因】

①歯周病

歯肉退縮の1番の原因は歯周病です。歯周病は細菌感染によって歯を支えている骨が溶けてしまう病気で、進行すると歯茎の位置も下がってしまいます。

 

②加齢

歯茎は年齢とともに衰えるため、加齢が歯肉退縮を引き起こすこともあります。お口の中を清潔・健康に保つことでその速度を遅らせることができます。

 

③歯磨きのブラッシング圧

歯をしっかり磨こうとするとつい力が強くなってしいがちですが、ブラッシング圧が強いと必要以上の刺激が加わり歯茎を傷つけて歯茎が下がってしまいます。

 

④歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりなどの習慣があると、歯と歯茎に過剰な負担がかかります。

そうすると歯茎を傷め歯肉退縮の原因になってしまいます。

 

 

【リスク】

①知覚過敏

歯茎が下がると今まで歯茎に覆われていた歯根が露出します。

歯根は歯冠(歯の頭の部分)のようにエナメル質で覆われていないため、知覚過敏になりやすくなってしまいます。

②老けて見える

歯根が露出すると歯そのものが長く見えるようになり、健康な歯茎の状態と比べると口元が老けた印象になってしまいます。

 

③食べ物が詰まりやすくなる

歯茎が下がると歯と歯の間に隙間ができます。その部分に食べ物が詰まると虫歯や歯周病を引き起こすリスクも高まります。

 

 

【予防法】

①歯周病予防を心掛ける

歯周病は、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスなども活用して口腔内の清潔を保つことで予防できます。

歯茎が下がってしまうもっとも大きな要因は歯周病であるため、日ごろのオーラルケアは欠かせません。

 

②丁寧な歯磨き

力任せに歯磨きをするのではなく、軽い力で丁寧に歯を磨くことが重要です。

ブラッシング圧が強いと歯茎だけでなく、歯のエナメル質も傷つけてしまうので優しく行うことを心掛けましょう。

 

 

歯肉退縮を防ぐには、お口の中を常に清潔な状態に保つことや正しいケア方法を学んで日々実践することが大切です。
当院では歯科衛生士による歯ブラシ指導を行っているのでお気軽にご相談ください😊

キシリトールってなに?🍃

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌸

 

みなさんは『キシリトール』をご存知ですか?

スーパーなどで、キシリトール入りのガムやタブレットを目にしたことがあると思います。

今回は、「キシリトールとはなにか?」「どのような効果があるのか?」について

お話していきます🦷🎈

 

【キシリトールとは?】

キシリトールは、主に白樺(しらかば)や樫(かし)といった樹木や植物が原材料の天然甘味料です。

イチゴやカリフラワー、ラズベリー、ほうれん草といった野菜や果物にも多く含まれています。

さまざまな加工食品に使われていますが、砂糖と比べてカロリーも低く自然由来のものと同じ成分なので

お子さまだけでなく、妊婦さんや年配の方にも安心して摂取していただけます。

 

【キシリトールの効果は?】

① 砂糖より血糖値を上がりにくくする

キシリトールのカロリーは砂糖に比べると4分の3ほどと言われています。

血糖値を上げないことから糖尿病患者さんの食事の甘味料としても使用されることがあります。

 

② 唾液の分泌を促してくれる

お口の中をきれいにしてくれる効果がある唾液の分泌を促進する役割もあり、

虫歯になりにくい環境を作ります。甘味による「刺激」と「咀嚼」の2つの効果から

お口の健康を守ることができます。

 

③ 虫歯予防に最適

キシリトールは虫歯の原因となる細菌(ミュータンス菌)の働きを抑える効果があります。

また、酸を中和する働きもあるので、むし歯の菌を減らして進行を防ぐことができます。

 

【キシリトールの効果的な取り入れ方】

最近はタブレットやガムだけでなく、甘味料がキシリトール100%のお菓子が増えています。

キャンディーやグミ・キャラメル・チョコレートなど、意外なお菓子ばかりですが

歯みがき後にも摂取することができるので、「ご褒美」として食べるのも良いですね。

 

ですが、キシリトールは一度にたくさんの量を摂取するとお腹がゆるくなり

下痢を引き起こすこともあるので、摂りすぎには注意してくださいね!

 

日々の歯みがきや摂取量に注意しながらキシリトールを摂取して、

歯科医院でも定期的に検診を受けることがお口の健康維持につながります。

私たちと一緒に健康な歯を目指しましょう!✨

赤ちゃんはムシ歯菌ゼロ👶!大人からうつる!?

 

こんにちは🌞北千住すずらん歯科の前原です🦷

 

あっという間に今日から3月です!

最近は少しずつ過ごしやすい日が増えてきて、春はもうすぐそこですね…🌸

花粉症の方にとってはつらい時期ですが、個人的には暖かくてなんだか気分がワクワクするので春が来るのが楽しみです♪

 

 

本題に入りますが…🦷

みなさんの周りで

・きちんと歯磨きをしているつもりでもムシ歯になりやすい

・甘いものをあまり食べないのにムシ歯ができる

といった声を耳にすることはありませんか?

 

人によってムシ歯になりやすい、なりにくいというのは個人差がありますが

それは一体いつ決まるのでしょうか🤔?

生まれ持った体質だから仕方がないのでしょうか🥺?

 

そんなことはありません!

 

実は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはムシ歯菌が存在しないということがわかっていて、

ムシ歯が感染症であるということを決定付けています。

 

ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌は日本の成人の約90%が持っているとされています😈

ミュータンス菌は、両親をはじめとした周りの大人から唾液を通して感染します。

キスや食事の口移しはもちろん、スプーンなど食器の使いまわし、同じ飲み物の回し飲み、

フーフーして冷ました食事を与える、タオルの使いまわし

などでも感染する確率が高くなっています。

 

両親にムシ歯があるお子さんはそうでないお子さんよりも

約3倍もムシ歯になりやすいという研究報告もあります😮

 

ご両親もムシ歯ができないようにする、またはあるならばしっかり治療することが重要です🦷

かわいいお子さんに思わずチューしたくなってしまうのもわかりますが…ほっぺにするようお願いします🥺💭

 

生まれたばかりの赤ちゃんはムシ歯菌を持っていませんが、

乳歯が生える生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月頃にかけてムシ歯菌の感染数が増えることがわかっています。

ミュータンス菌は硬いところを好んで住み着く性質があるので、今までは歯がなくて硬いところがなかったお口の中に

乳歯が生えてくるとミュータンス菌にとっては格好の住処になってしまいます😢

逆に言うと、この乳歯が生え揃う3歳までの間にムシ歯菌に感染しなければ

大人になってからもムシ歯になりにくいと言われています😮!

家族全員でムシ歯予防に取り組みましょう🦷✨

 

 

今まで説明してきたミュータンス菌についてですが、感染しただけではムシ歯になりません。

 

お口の中は普段は中性に保たれていますが、糖分を摂取すると

ミュータンス菌が糖分をエネルギーにして、バイオフィルムと呼ばれる細菌でできたバリアを作ります。

バイオフィルムは歯ブラシだけでは落とすことができないので、バイオフィルムに守られてミュータンス菌は増殖していきます。

増殖したミュータンス菌が作り出す酸によってお口の中は酸性になり、歯が溶かされてムシ歯になります。

歯は酸性に弱く、pH5.5以下になると溶け出します。

 

ムシ歯ができるのには

 

 

・元々の歯の質

・唾液の量や性状

・間食の有無、量、タイミング

・お口の中のムシ歯菌の数

・ブラッシングの回数、タイミング

 

などのいくつかの条件が重なったときです⚡

当てはまるところがないかチェックしてみてくださいね🤨

 

 

 

 

乳歯は永久歯に比べると歯質がやわらかく、エナメル質の厚みが薄いのでムシ歯の進行も早い傾向にあります。

ムシ歯は痛みが出てからでは手遅れな場合が多いので、できる前にしっかりとムシ歯予防をしていきましょう⚠️

では、ムシ歯を予防するにはどうしたらいいのでしょう🤔

 

ムシ歯菌を完全に殺菌することはできませんが、量をコントロールすることはできます!

 

・なるべく毎食後しっかり歯磨きをする(難しい場合は朝、夜だけでもする。特に夜🌙!)

・フッ素入りの歯磨き粉を使用する

・フロスなどで磨き残しが多い歯と歯の間のお掃除をする(歯磨きの前にするとより予防効果が高いです🪥)

・砂糖の入ったジュースやおやつの摂取を控える(無理なら量や頻度を減らすことから🍩)

・定期的に歯科で検診を受ける(気になるところがなくても3か月に1度ほどが理想的🥺)

 

いきなり全てを改善するのは難しいかもしれませんが、できることからで構いませんので、

これを機にみなさんもムシ歯ゼロを目指しましょう😊

 

北千住すずらん歯科は少しでもそんな患者様のお手伝いができたらと考えております🦷✨

一人でも多くの患者様にご来院いただけますよう、スタッフ一同お待ちしております🌟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯根破折を予防するには

みなさんこんにちは北千住すずらん歯科です😊✨

肌寒い日々が続いております。みなさん風邪には気を付けて

手洗いうがい 歯磨き をしっかり行い、菌に負けない体づくりをしていきましょう❕

 

写真のように虫歯が大きく

神経まで達してしまった歯は

 

 

 

 

 

 

写真のように歯の根っこに薬を詰めて土台を立て

被せ物を入れていきます。

 

 

 

 

 

 

ご自身の歯の面積が少なくなればなるほど、

その歯に対する負担が大きく歯が割れてしまうリスクが出てきてしまいます💦

 

 

歯が割れる、歯根破折(歯根のひび)が起こると、どんな症状がでるの❔

・神経がある歯が割れると、歯がしみたり、噛むとズキッと痛かったり、

症状が悪化すると何もしなくてもズキズキ痛んだりします。

・神経がない歯であれば、割れたところから細菌が入り込み、

歯肉が腫れたり、痛みが出たり、歯肉から膿がでたり、噛むと違和感がでます。

 

最終的に抜かないと完治できない状態になることも考えられます😢

そうならないために、根管治療土台選びはとても大切になります❕

 

当院では根管治療として マイクロエンド を導入しております。

保険の根管治療とは違い根の中の細い神経や汚れを

最大20倍に拡大 しながら丁寧に取り除くことができます✨

 

また、

当院では土台として グラスファイバーコア を導入しております。

従来のレジンコアとは違って、しなる性質 があり、歯根が割れにくい特徴 があります✨

また、白いため差し歯や被せ物をしたときに自然な色にすることができます✨

 

 

できるだけ長く健康な歯を保っていただくために患者様にご提供していきますので

いつでもご相談ください🌸

詰め物・被せものとは

こんにちは、すずらん歯科です🎀

今回は虫歯治療にはかかせない詰め物・被せ物の種類についてお話させていただきます🪥

 

詰め物

小さな虫歯を削り、穴が開いた場所を補うために行います。

これは歯科用語で「インレー」と呼びます。

被せもの

虫歯の進行が大きく、削らなければいけない場合に行います。

歯科用語では「クラウン」と呼びます。

 

虫歯治療では、虫歯の進行度合いと歯を削った部分の大きさによって、詰め物か被せものを歯に接着します。

虫歯治療したあとの詰め物・被せものには保険適用の素材と保険外(自費)の素材があります。

素材も金属で作られたものやレジン(プラスチック)で作られたもの、セラミック(陶器)で作られたものなど様々な種類があり、保険と保険外で使える材料も変わります。

 

《詰め物・保険》

🦷コンポジットレジンインレー

コンポジットレジンとは、歯科用プラスチック素材で白色を呈しています。

メリット

・白色で比較的天然歯に近い見た目に仕上げることができる
・治療期間が短い(2~3回の通院で治療が完了する)
・歯の切削量が少ない
・欠けたり変色したりしても修理が容易
・金属アレルギーのリスクがない

デメリット

・経年的な摩耗や変色が起こりやすい
・かみ合わせが強いと割れたり、欠けたりすることがある
・審美性はセラミックに劣る
・セラミックよりも臭いや汚れを吸着しやすい

 

🦷メタルインレー

メタルインレーとは銀色をしている合金で、保険診療では金銀パラジウム合金が使用されます。

メリット

・歯科用合金は強度が高く壊れにくい(=奥歯にも使用できる)
・保険適用なので費用が安い
・治療期間が比較的短い

デメリット

・金属色がむき出しで審美性に劣る
・金属アレルギーを発症する可能性がある
・歯ぐきに金属色が沈着することがある(=メタルタトゥー)

 

《詰め物・保険外》

🦷ジルコニアインレー

ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれる素材で金属と同等の強度のため、簡単に割れたり欠けたりすることもない、すべてがセラミック素材となります。

メリット

・天然歯に近い美しさを再現できる
・ジルコニアは極めて硬く、壊れにくい(=奥歯にも使用できる)
・金属アレルギー、メタルタトゥーのリスクはゼロになる

デメリット

・歯の切削量は比較的多くなる
・天然歯よりも硬いため、かみ合う歯を傷めることがある
・保険外の診療なので費用が高い

 

 

《被せもの・保険》

🦷メタルクラウン

メタルクラウンは、いわゆる銀歯です。

保険診療で大臼歯(奥歯)にクラウンを装着する場合、原則としてメタルクラウンとなります。

メリット

・金属なので強度が高く、奥歯にも適応できる
・保険の治療なので費用が安い

デメリット

・金属色がむき出して見た目が良くない
・金属アレルギー、メタルタトゥーのリスクがある
・虫歯の再発リスクはセラミッククラウンより高い

 

《被せもの・保険外》

🦷ゴールドクラウン

ゴールドクラウンとは、金(ゴールド)を使用した被せ物です。

メリット

・強度が極めて高く、強い力のかかる奥歯にも使用できる
・歯との適合性が高く、虫歯の再発率が低い
・金属イオンが溶け出しにくく、メタルタトゥー、金属アレルギーが起こりにくい

デメリット

・見た目が金色なので目立ちやすい
・保険外の治療なので費用が高い

 

🦷オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンとは、歯科用陶材(陶器)であるセラミック素材のみを使ったクラウンです。

メリット

・天然歯の色、質感、光沢、透明度を忠実に再現できる(=前歯に最適)
・汚れや臭いを吸着しにくい
・金属を一切使用しないので金属アレルギー、メタルタトゥーのリスクがゼロになる
・歯質との適合性が高く、虫歯を再発しにくい
・極めて安定した材料なので、経年的な変色、摩耗が起こりにくい

デメリット

・強い衝撃が加わると割れることがある(=奥歯に使いにくい)
・歯の切削量が比較的多い
・天然歯よりも硬く、かみ合う歯を傷めることがある
・保険外の治療なので費用が高い

🦷ジルコニアセラミッククラウン

ジルコニアセラミッククラウンとは、内側をジルコニア(セラミック素材の一種)、外側をセラミックで製作した被せ物です。すべてがセラミック素材となります。

メリット

・天然歯に近い美しさを再現できる
・ジルコニアは極めて硬く、壊れにくい(=奥歯にも使用できる)
・土台もセラミック素材なので金属色が透けて見えるようなことはない
・金属アレルギー、メタルタトゥーのリスクはゼロになる

デメリット

・歯の切削量は比較的多くなる
・天然歯よりも硬いため、かみ合う歯を傷めることがある
・保険外の診療なので費用が高い

当院でも保険適用の治療はもちろん、保険外の詰め物・被せものも対応しております。

気になっていることや、まずは話だけでも聞いてみたいなどあればお気軽にご相談ください😊

ネット予約
TEL 03-6812-0527