新年あけましておめでとうございます。
北千住すずらん歯科です。
昨年はたくさんの患者さまにご来院いただき、心より感謝申し上げます。
本年も、地域の皆さまのお口の健康を守るため、スタッフ一同、丁寧で安心できる診療を心がけてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
お正月といえば、皆さんが楽しみにしているものの一つが「お餅」ではないでしょうか。
お雑煮、きな粉餅、あんこ餅、磯辺焼きなど、さまざまな食べ方があり、日本ならではの食文化ですよね。
そんな美味しいお餅ですが、実はこの時期になると歯科医院には
「お餅を食べたら被せ物が取れてしまいました」
「詰め物が外れてしまって…」
というご相談が毎年のように増えてきます。
今回は、新年のご挨拶とともに、
「なぜお餅で被せ物が取れやすいのか」
「取れてしまった時の正しい対処法」
「お餅を食べる時に気をつけたいポイント」
について、分かりやすくお話ししていきます。
なぜお餅は被せ物が取れやすいの?
お餅が被せ物や詰め物を取れやすくする理由は、主に以下の3つです。
① とにかく「粘着力」が強い
お餅の最大の特徴は、強い粘りです。
噛んだ瞬間に歯や被せ物にピタッとくっつき、引き伸ばされる力がかかります。
この「引っ張る力」が、被せ物や詰め物の接着面に負担をかけ、
接着剤ごと外れてしまう
というトラブルにつながります。
② 冷めると硬くなり、噛む力が強くかかる
お餅は温かいうちは柔らかいですが、冷めてくると一気に硬くなります。
すると、噛み切ろうとする際に、普段以上の強い力が歯にかかります。
特に、
・奥歯の被せ物
・大きな銀歯
・セラミックの被せ物
などは、強い力が一点に集中しやすく、外れやすくなります。
③ 被せ物の下が虫歯になっていることも
実は、被せ物が取れる原因は「お餅」だけではありません。
長年使っている被せ物の下で、知らないうちに虫歯が進行しているケースも多いのです。
虫歯によって土台が弱くなっていると、
そこにお餅の粘着力や噛む力が加わり、
取れるきっかけになってしまう
ことがあります。
被せ物が取れやすいのはどんな人?
以下に当てはまる方は、特に注意が必要です。
・被せ物や詰め物をしてから5年以上経っている
・過去に何度か被せ物が取れたことがある
・歯ぎしり、食いしばりの癖がある
・奥歯に大きな被せ物が入っている
・治療した歯で違和感やしみる感じがある
これらは、被せ物が外れるサインである場合もあります。
「まだ大丈夫」と思っていても、実は限界が近いことも少なくありません。
もしお餅で被せ物が取れてしまったら?
万が一、被せ物や詰め物が取れてしまった場合、次の点に気をつけてください。
① 自分で戻さない
取れた被せ物を、瞬間接着剤などで自分で戻すのは絶対にNGです。
歯や歯ぐきを傷めたり、正しい位置に戻らなくなったりする原因になります。
② 取れた被せ物は捨てずに保管
再利用できる場合もありますので、ティッシュなどに包んで保管し、来院時にお持ちください。
③ なるべく早めに歯科医院へ
取れたまま放置すると、
・歯が欠ける
・虫歯が急速に進行する
・噛み合わせが変わる
などのリスクがあります。
痛みがなくても、早めの受診をおすすめします。
お餅を安心して食べるためのポイント
お正月にお餅を我慢する必要はありません😊
少し工夫するだけで、トラブルを防ぎやすくなります。
・小さく切って食べる
・よく噛んでゆっくり食べる
・片側だけで噛まない
・冷めきる前に食べる
・被せ物が多い側では噛まない
また、違和感がある歯で無理に噛むのは避けましょう。
新年はお口の健康チェックにもおすすめの時期です
年末年始は、生活リズムが乱れやすく、お口のトラブルも起こりやすい時期です。
「特に痛くないから大丈夫」と思っていても、
被せ物の劣化や、気づかない虫歯が進行していることもあります。
新しい一年を気持ちよくスタートするためにも、
この時期の定期検診・メンテナンスはとてもおすすめです。
お餅は、日本の大切な食文化であり、楽しみの一つです。
しかし、お口の中では思わぬトラブルの原因になることもあります。
北千住すずらん歯科では、
「なるべく長く、自分の歯や被せ物を大切に使っていただくこと」
を大切にしながら診療を行っています。
気になることや不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
本年も、北千住すずらん歯科をどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまにとって、笑顔あふれる一年になりますように。

